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【匂いと心理学】接遇実践者なら知らないと一生損します!接遇に香りを

真弥三浦
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真弥三浦

こんにちは、好印象&チアーアップアドバイザーの三浦真弥です。

 

接遇において、接遇5原則が存在します。

この中で、「身だしなみ」があるのですが、頭髪や服装のほかに気を付けたい存在が「ニオイ」です。

 

接遇の説明などで、あまり話されることない「ニオイ」ですが、実はとても重要な分野です。

 

今回は、このニオイについて話したいと思います。

 

この記事で分かることは、次のようなことです。

・ニオイが与える人への影響

・ニオイが伝わるメカニズム

・接遇においてニオイを活用する方法

などの理解が深まります。

ぜひ、ご覧下さい。

三浦 真弥

 

 

心理学とニオイは深い関わりがある

におい心理学接遇

香水は紀元前1850年ごろ、製造していた工場跡地がギリシアで発掘されています。

今のところ、香水を製造した証拠としては最古のものとされています。

 

約4000年の歴史を持つ、香水ですが、それだけニオイに対して遠い昔から関心があったということです。

香り自体は、数分、数時間で消えていきますが、記憶には残り続けます。

 

香りが人に与える影響とは、どのようなものなのでしょうか?

それは、

・リラックス効果

・安眠効果

・目覚まし効果

・プルースト効果

※プルースト効果については後で説明します。

など様々な効果が確認されています。

アロマセラピーは、自律神経を整えためにとても有効的と言われてます。

それは、リラックスすると、副交感神経が優位になり、ホルモンのバランスが良くなるからです。

 

人の心は、天気と同じように、コロコロと変わるものです。

そして、自分でコントロール出来るようで、出来ないこともあります。

 

そのような心にダイレクトに響くのがニオイ、香りになります。

 

また、プルースト効果という効果があります。

これは、フランスの作家でマルセル・プルーストが「失われた時を求めて」という作品の中で、主人公が紅茶の香りで幼少期の記憶を思い出す、というシーンがあります。

この描写に由来し、香りで記憶が蘇る効果を「プルースト効果」と言います。

 

 

ニオイや香りが伝わる仕組み

におい心理学接遇

幼少期の記憶すら、蘇らせる力があるのが「ニオイ」です。

では、このプルースト効果を起こすメカニズムは、どのようなものなのでしょうか?!

それは、次のような脳の仕組みが、関係しているようです。

 

脳の構造は図の通り大まかに、大脳新皮質と大脳辺縁系という構造になっております。

ニオイと心理学

大脳辺縁系は主に、感情、本能を司るとされています。

そして、大脳新皮質は理性的なものを司ると言われています。

大脳辺縁系の一部に海馬が存在します。

この海馬は記憶を司っています。

 

記憶は、一時的に短期記憶として保管されます。

そして、何度も繰り返されたり、思い出したりすると長期記憶へと変換されるわけです。

 

人には、五感というものが存在しますね。

五感とは、

 

・視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚

になります。

この五感の中で、嗅覚以外は理性を司る大脳新皮質を経由して、海馬に情報が届けられます。

唯一、嗅覚だけは、大脳新皮質を経由せず、ダイレクトに海馬に情報が届けられるのです。

このメカニズムが、記憶に残るやすく、しているわけですね。

 

海馬は、大脳辺縁系の一部と説明しました。

大脳辺縁系は、情動脳でもあるので、感情に直接伝わります。

 

ブルースト効果のように、紅茶の香りで幼少期の記憶が蘇るという現象は、このようなことから起こるわけです。

 

 

接遇で香りをうまく活用しよう

におい心理学接遇

接遇が必要な現場は、医療、ホテル、飲食店など様々ですね。

その中で、香りをうまく活用するのも1つですね。

 

接遇を施す人は、無臭が基本です。

キツイ匂いはタブーなので、香水や匂いのある整髪料などは使用を控えましょう。

 

では、どうすればいいのでしょうか?!

それは、サービスを提供する「場所」に香りを施すということです。

 

例えば、甘いクレープが焼ける匂いがすると、原宿やフードコートを思い出したしませんか?!

また、BBQの匂いがすると、キャンプ場を思い出したり、匂いと記憶は密接に関係しています。

 

ぜひ、あなたのいる場所を印象つけるような「香り」を出してみてはいかがでしょうか。

病院だと、どうしても医薬品のニオイがします。

なので、待合室などに、リラックス効果のある香りを付けたりするのもいいですね。

 

ホテルなどでも、森の香りなど、ほのかにするととても落ち着きます。

香りは、情動脳へ届くので、香りの効果を生かし、記憶に留めて頂くといいかもしれませんね。

 

 

まとめ

におい心理学接遇

「ニオイ」について話しましたが、感情とニオイはとても密接に関係していることがご理解頂けたのではないでしょうか?!

 

ランチ時に、フッとラーメンのニオイがすると無性に食べたくなったりしますね。

人の感情に、直接働きかけ、しかも感情を動かす力があるのが「ニオイ」です。

 

以前このようなことがありました。

ホテルで、容姿も整ったかっこいいボーイさんが、案内して下さった時のことです。

「かっこいいイケメン」と思って、気持ちよく案内していただいたのです。

しかし、エレベーターで会話をすると、口臭がとてもきつかったのです。

思わず「もう話さないで!」と心で言ってました。

そして、「かっこいいイケメン」というイメージは一瞬に吹き飛んでしまったのは、お察しの通りです。

 

ぜひ、接遇を実践される方々は、ニオイのもつ威力を理解し、気を配って頂きたいと願います。

身だしなみなどについて、詳しく書いた記事があるのでそちらも参考にして下さいね。

▷▶︎▷病院の接遇【身だしなみ】で不快感を与える前に整える方法

 

私は、接遇5原則の中の1つに「ニオイ」を入れたい、そう思うぐらい大切なことだと認識しています。

記事の中でわからないことや、聞いてみたいことなどありましたら、気軽にコンタクトよりお問合せ下さい。

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