【接遇のトレーニング】法則から導き出される見逃せない効果的方法
こんにちは、好印象&チアーアップアドバイザーの三浦真弥です。
何事も取得するには、トレーニングが必要です。
ちなみに英語習得に要する時間は、1000時間とも3000時間とも言われています。
1000時間だとしても、1日に1時間勉強して約2年と9ヶ月になります。
何もせずに、ある朝目覚めたら、英語が話せるようになることはないわけですね。
接遇も同じように、習得するにはトレーニングが必要です。
それは、日々の実践の中でしていくのか、意図的にしていくのかで習得するスピードは変わります。
では、接遇を習得するには、どのようなトレーニングが必要なのでしょうか?!
接遇のトレーニング方法を、まとめたいと思います。
三浦 真弥
接遇セミナーで実際に行っているトレーニングとは
接遇で何を磨いていればいいのでしょうか?!それは、
になります。
印象力は、意識的に身に付けることが出来ます。
その理由は、心理学的な視点と、潜在意識のことを理解すると分かります。
次の記事に、詳しく説明されているので、是非合わせて読んで下さい。
▷▶︎▷【好印象を与える心理学テクニック】をあの有名キャラから学ぶ
▷▶︎▷接遇第一印象は1100万bit/秒のスピードで判断される、好印象UPのコツ
好印象を相手に与えるために、是非知って欲しい法則があります。それは、
になります。
・話しの内容・・・・7%
・声のトーン(聴覚)・・・・38%
・身体言語(ボディランゲージ)(視覚)・・・・55%
感情を伴う、話しは「話の内容、聴覚からの情報、視覚からの情報」の3つの要素で伝わります。
そして、話の内容7%、聴覚からの情報30%、視覚からの情報55%となり、比率では
言語:声:身体言語=7:38:55
となるのです。
つまり、話の内容自体よりも、声そのものと、視覚からの情報が93%となります。
この法則が、メラビアンの法則になります。
メラビアンの法則から、何をトレーニングすればいいのか見えてきます。
では何をトレーニングすればいいのか?というと、主に3つあります。
1、表情(笑顔)
2、声
3、表現力(ボディランゲージ)
この3つをトレーニングによって磨いて行きます。
接遇で必要なトレーニングとは
トレーニングする項目は、主に3つと話しました。
では、それぞれどのようにトレーニングすればいいのでしょうか?!
説明していきます。
1、表情(笑顔)
笑顔に関しては、接遇を行う上で基本になるので、絶対的に習得して下さい。
接遇で「笑顔」と言ったら、パーフェクトスマイルになります。
パーフェクトスマイルには3つの条件があります。
パーフェクトスマイル3つの条件とは
この3つを揃える必要があります。
特に、アジア人は生まれた時に口角が下がって生まれてきます。
反対に、欧米人は口角が上がって生まれてきます。
つまり、笑顔で生まれてくるんですね。
この時点で、欧米人とアジア人の笑顔の差があります。
なので、アジア人である日本人は、笑顔を身に付けていかなくてはならないのです。
意識的に、笑顔を身に付けていくには、トレーニングが必要です。
パーフェクトスマイルの作り方や、トレーニング方法などは詳しい記事があります。
是非、そちらを読んでいただき、マスターして欲しいです。
▷▶︎▷接客で必要な笑顔のトレーニング法【筋肉の図解で説明】
2、声
声もトレーニングによって、好印象な声質に変えられます。
好印象な声とは、どのような声なのでしょうか?!それは、
です。
人は無意識に、高いトーンの声を聞くと、「何かいいことを話している」と認識します。
どういうことかというと、
例えば、
コンサートに行った時に、目の前に大好きなアーティストが登場したら思わず「きゃー」と黄色い奇声を上げてしまいますね。
反対に、嫌な匂いなど嗅いだ時に「んっ、臭い」と決して高いトーンの声では言いません。
このように、人は無意識に声のトーンなどに「自分の感情を乗せている」
ということです。
なので、話している時に、ボソボソと低い声で話されると「何か嫌なのかな」と相手は感じているかもしれません。
反対に、高めのトーンでしっかりした声で、受け答えをすると「とても清々しい、気持ちのいい人だなぁ」という印象を与えることが出来ます。
なぜなら、嬉しい時や、テンションが高い時は自然と声も大きくなり、トーンも高くなるからです。
そのような声を聞くと、人は無意識に「何かいいこてでもあったのかな」と感じるわけです。
声のトレーニングは、腹筋や発声練習などがあります。
声のトレーニング方法の他、接遇で大切なトレーニングを書いた記事もご用意しているので、そちらを是非参考にして下さい。
▷▶︎▷接客トレーニングは土台が大切です。土台を作る為のトレーニング法!
3、表現力(ボディランゲージ)
表現力のトレーニング方法は、まず自分自信のクセなどを知る必要があます。
自分自信のを知るには、自分の姿をビデオに撮るとよく分かります。
どのような姿を、ビデオに撮ればいいのかというと、
3分間スピーチなど、原稿を用意して話している姿を撮ってみて下さい。
自分の姿をビデオに撮って判ることは、次のようなことです。
・話し方のクセ
・表情
・ボディランゲージ
細かい部分もありますが、まずはこの3つを観察しましょう。
この3つは、好印象になるための表現力を身に着けために、抑えておく必要があります。
◇話し方のクセとは
話し方には、知らず知らずに身に着いたクセがあります。
次のことをチェックしてみて下さい。
・余分な言葉はないか
・口癖は何か
です。
余分な言葉とは、「えー」とか「あのー」などです。
口癖はスピーチ形式だと見つけにくいのですが、ことあるごとに使っている言葉になります。
具体的には、「凄く、凄い、本当に、めっちゃ、やばい、なるほど」などがあます。
これら、余分な言葉と、口癖は印象を下げてしまいます。
余分な言葉は、言葉自体に意味がありません。
なので、きっぱり言わないようにします。
言いたくなったら、その言葉を飲み込み「間」に変えて下さい。
ビデオで撮影していただくと分かりますが、間になっても全く違和感はありません。
むしろ、「えー」や「あのー」などの言葉の方が違和感を感じるはずです。
口癖は、多様すると余分な言葉のように、その言葉の意味がなくなります。
「本当に~」「○は本当にいい」「本当に凄かった」など本当にを連発すると、「本当」という意味が薄れてしまい、意味を持たなくなるということです。
また、「やばい、めっちゃ、超」などの言葉も、接遇にはふさわしくないので使いません。
◇表情とは
表情に関しては「笑顔」、パーフェクトスマイルになります。
前にも話しましたが、笑顔は接遇の土台になるので、身に着けて下さいね。
とても詳しく書いてありので是非、こちらの記事を参考にして下さい。
▷▶︎▷接客で必要な笑顔のトレーニング法【筋肉の図解で説明】
◇ボディランゲージを身に付けるには
ボディランゲージは、研究が必要です。
自分が好きな、アーティストや映画スターなどを見て、自分がかっこいいなと思うものを取り入れるといいです。
驚きのジェスチャーや、喜びのジェスチャーなど、人は知らず知らずのうちにリアクションしています。
どうせなら、かっこいい方がいいと思いませんか?!
かっこいいジェスチャーを身に付けるには、誰からの自分がかっこいいと思ったジェスチャーを真似るのが手っ取り早いです。
テレビや映画を見る時に、是非そのような視点で見て下さい。
沢山の発見があるはずです。
まとめ
接遇のトレーニングについて、話しました。
結構意外なこともあったのですないでしょうか?!
私は経験上、接遇で大切なのは「印象力」と結論付けてます。
どんなに言葉使いや、立ち居振る舞いが良くても、笑顔がなく、声に好感が持てなければ台無しです。
同じ接遇を実践しても、差が出てしまうのは一重に「印象力の差」です。
電話の応対などは、声が勝負なので顕著に出ます。
是非、メラビアンの法則から導き出される、トレーニングの数々を実践して欲しいです。
メラビアンの法則から判るトレーニングとは、
1、表情(笑顔)
2、声
3、表現力(ボディランゲージ)
これら3つに磨きをかけるということです。
人の第一印象は、0.5秒で決まるとも言われています。
一瞬会っただけで、ファンにしてしまうそのような印象力を是非身に着けて下さい。
▷▶︎▷接遇第一印象は1100万bit/秒のスピードで判断される、好印象UPのコツ
是非、こちらの記事も読んでみて下さい。
何かご質問や、聞いてみたいことがあればコンタクトよりご連絡下さい。