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接客で必要な笑顔のトレーニング法【筋肉の図解で説明】

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パーフェクトスマイル
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こんにちは、好印象&チアーアップアドバイザーの三浦真弥です。

今回は私が最も得意とする一つ、笑顔のトレーニング法について書いてみました。

表情筋とはどの筋肉なのか、そのトレーニング方法はどうすればいいのか、図解を交えて説明します。

まやっぴー

 

笑顔を作るための筋肉を知ろう

 

笑顔を作るための筋肉

 

笑顔を作るために特に大切な筋肉を3つ説明します。

上から皺眉筋しゅうびきん眼輪筋がんりんきん表情筋となります。

表情筋はピンクの丸で囲っているところです。

じつは表情筋と言われる筋肉は総称として言われております。

ピンクの丸の中に3つの筋肉がありますがそれぞれ名前があります。

目に近い方から、上唇挙筋じょうしんきょきん小頬骨筋しょうきょうこつきん大頬骨筋だいきょうきつきんとなります。

 

いい笑顔を作るには表情筋、皺眉筋、眼輪筋のトレーニングが必要です。

主にこの3つの筋肉を鍛え、オンリーワンのパーフェクトスマイルを手に入れよう!

 

 

表情筋のトレーニング方法

表情筋

顔の筋肉を知ったら今度は、そのトレーニング方法ですね。

腕立て伏せで分かるように筋トレは筋肉に負荷をかけるわけです。

ではそれぞれの筋肉に負荷をかける方法を紹介します。

図で表した表情筋の部分は頬をキュッと上げると負荷がかかります

この頬を上げるトレーニングでよく使われるのが「割ばしトレーニング」です。

 

割ばしトレーニング法とは

奥歯で割ばしを横にくわえます。

そうすると自ずと表情筋が上がるのが分かると思います。

さらにそこから意識的に表情筋を上げ下げしてみましょう

 

ここで大切なことは「筋トレは筋肉に負荷をかける」という説明をしました。

なぜ負荷をかけるかということを理解しておきましょう。

 

日常生活で、今以上の筋肉はなかなか付かないのは想像できると思います。

では、筋肉が成長するメカニズムは、どうなっているのか?!そこが大切です。

 

筋肉は繊維のようなものが集まってできております。

そこで、今まで使ったことのないような負荷が、筋肉にかかると筋肉の組織が軽く壊れます

これが筋肉痛の原因にもなっております。

この壊れた組織が修復する時に、以前よりも強くなって修復されるわけです。

 

つまり表情筋を鍛えようと思ったのであれば、しっかりと負荷をかけるということが大切になります。

今まで使っていた筋力では対応できないと判断するわけですね。

そして回復する時に、「負荷に負けないように強い筋肉になろう」とするわけです。

筋肉疲労が回復する時に筋肉は付く」と覚えて下さい。

 

笑顔のトレーニングを施した人の中で、表情筋が筋肉痛になる人がいます。

これは表情筋にとってとてもいいことなのです。

 

割ばしトレーニングで上げ下げ運動をしますが、大切なことは、筋肉がだるく感じるぐらいまで行うことです。

この回数や時間は、人によって違うのですが、私の場合はということで説明します。

また割ばしトレーニングは鏡の前で行って下さい。

1、割ばしを奥歯でくわえる

2、表情筋を精一杯上げ10秒止めます。

3、3~5秒休憩し2を繰り返します。

 

この運動を3分間ぐらいすると結構筋肉にだるさを感じます。

できる方はこれを2~3セットぐらい行ってみて下さい。

しっかり表情筋に負荷がかかったという手応えを感じると思います。

 

ここまでのまとめ

 

・表情筋のトレーニングは腕立て伏せのような筋トレと同じ。

・筋トレで大切なことは筋肉に負荷をかけること。

・筋肉の疲労が回復する時に筋肉は成長する。

・表情筋を成長させるには、日常で使う以上の負荷をかけることが必要。

 

 

効果を出すために大切なこと

大切なこと

表情筋は人それぞれ発達の仕方が違います。

日常よく笑顔で過ごされている方は、それだけ発達しております。

反対にあまり笑わない人は発達していないでしょう。

 

私は職業上、よく人の表情を観察しますが、表情筋がとてもよく使っている人とそうでない人はすぐに判ります。

 

表情筋を普段使っていない人などは凝り固まっている場合があります。

凝り固まっている場合は、マッサージなどでほぐすことから始めるといいです。

 

このように人によって違ってくるので、トレーニングの時間や回数なども人によって違ってきます

 

しっかりと効果を出すためには、自分に合った回数と時間でやることが大切です。

割ばしトレーニングであれば、鏡の前で自分の顔を確認しながら行って下さい。

そしてストップウォッチを用意して時間を測りながら行うといいです。

 

10秒表情筋を上げる→5秒休む→また10秒表情筋を上げる

このサイクル3分やってみて自分の表情筋の具合を確かめてみる。

もっとできると感じたのであれば、4分とか5分に延ばしてみるなど、自分に合った時間を見つけ出してみて下さい

この「自分に合ったトレーニング」を見つけることが効果を出すためにとても大切です。

 

 

皺眉筋のトレーニング方法

皺眉筋

顔でとても大切なパーツの一つが眉毛です。

この眉毛をしっかり動かすのに必要な筋肉が皺眉筋になります。

 

眉毛がスムーズに上げ下げができるか試してみて下さい。

目が笑っていない人は皺眉筋と眼輪筋の動きをよくするといいです。

 

皺眉筋への負荷のかけ方

 

1、親指と小指以外の指を眉毛に添えます。

2、眉毛を下げます。この時にそえた指で眉毛が下がらないように負荷をかけます。

3、2の状態を10秒ぐらいキープする。

4、3~5秒休んで2~3を繰り返す。

 

表情筋で説明したのと同じように自分に合った回数と時間でやることが大切です。

しっかりと筋肉に負荷をかけ、ダルさを感じるぐらいやりましょう。

このトレーニングによって上の眼輪筋の筋トレにもなります。

 

 

眼輪筋のトレーニング方法

 

眼輪筋は目の周りの筋肉になります。

輪のようになっている筋肉ですが、主に上下で独立した動きをします。

 

上の眼輪筋のトレーニング上の眼輪筋

1、口をポカンと開けます。

2、上まぶただけを交互に開いたり閉じたりします。

 

口をポカンと開けるのは目から下の筋肉を脱力するためです。

眼輪筋のトレーニングでは負荷をかけるというよりも、自在に動かせるようにするために行います。

 

普段あまり眼輪筋を意識して動かすことはないでしょう。

なので「自分はこの筋肉を今使っているんだ」という意識をもって動かすことが大切です。

普段、笑顔を作る時に眼輪筋も意識してみて下さい。

 

下の眼輪筋のトレーニング

 

1、口をポカンと開けます。

2、下まぶたを上まぶたに近づけます。

3、2を繰り返します。

 

下の眼輪筋のトレーニングも自在に動かせるようになるためのトレーニングになります。

特にパーフェクトスマイルを作る上で下の眼輪筋はポイントになります。

 

パーフェクトスマイルは目が三日月型になっていることが大切です。

この三日月型の目を作るためには、下の眼輪筋をうまく使う必要があります。

表情筋を上げるとともに、下の眼輪筋も上げます。

こうすることでパーフェクトスマイルが出来上がります。

 

 

パーフェクトスマイルとは

パーフェクトスマイル

 

マスクをしていたとして、どちらが笑顔に見えますか?!

その答えは後ほど。

パーフェクトスマイルの条件とは

1、スマイルラインが出ている。

2、表情筋が上がっている。

3、目が三日月型になっている。

 

この3つが揃うとパーフェクトスマイルになります。

スマイルラインとは口角が上がり、上の歯が見えるようになります。

この時に、白いラインが出来るわけですね。

これをスマイルラインといいます。

目安は歯が8本~10本見えるのがいいです。

 

表情筋が上がることによって頬がプクっと盛り上がります。

ちょうどアンパンマンの頬のような感じです。

ここに光が当たるとキラキラしてとても幸せそうに見えます

 

目が三日月型にならないと目が笑っていない笑顔になります。

作り笑いと感じられてしまうので、目はしっかり三日月型になるようにしましょう。

 

笑顔のトレーニングをして何を目指すのか?!それは、パーフェクトスマイルになります。

「自然な笑顔を作ろう」とか、「いい笑顔を作ろう」とか色々言われます。

でも自然な笑顔やいい笑顔ってその人の主観だと思いませんか?!

笑顔は笑顔でもパーフェクトスマイルを作ることが大切です。

それはに「スマイルラインを作り、表情筋を上げて、目を三日月型にする」ということです。

パーフェクトスマイル

先ほどの答えですが、こちらはマスクを外した同じ写真になります。

両方ともスマイルラインが出ている笑顔だということが分かります。

でも目が三日月型になっているかどうかで全く違うのが判りますね。

左側の女性がパーフェクトスマイルということです。

 

看護師さんや歯科衛生士さんなど常にマスクを使用する人などは、なおさらパーフェクトスマイルを作れるようになって下さいね。

 

笑顔のトレーニング方法動画で説明【パーフェクトスマイルの作り方】

自宅にあるもので、簡単に笑顔のトレーニングが可能です。

是非、こちらの動画も参考にしてください。

 

 

笑顔を作るコツ

笑顔

よく「楽しくもないのに笑えない」と言われます。

そうではないんですね。

 

笑顔は、「意識的に作り出すことが可能」だということが分かったと思います。

笑顔を作る時に、パーフェクトスマイルの条件を思い出して下さい

「はい笑って」と言われた時に「表情筋を上げて、スマイルラインを出し、目を三日月型にする」と思えばいいんです。

 

笑おうとするから、「おかしくもないのに笑えない」となるわけですね。

そうではなく、例えば写真を撮る時に「はい笑顔で」とか「笑って」と言われた時に、言葉の意味を変換すればいいわけです。

 

笑おうとするのではなく「表情筋を上げて、スマイルラインを出して、目を三日月型にする」という意味で捉えればいいわけです。

 

パーフェクトスマイルの作り方は「表情筋を上げて、スマイルラインを出して、目を三日月型にする」です。

しつこく書いたので覚えたのではないでしょうか?!

 

今まで書きましたトレーニングを、本気で1ヶ月も続ければ意識的にパーフェクトスマイルを作ることは難なく出来ます。

それだけ、人の筋肉とは順応するし賢いんです。

ぜひ最強の笑顔を手に入れて、多くの人を魅了して下さい!

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