クリニックの受付は接遇がなぜ必要なのか?!その根本はあの法則です!
こんにちは、好印象&チアーアップアドバイザーの三浦真弥です。
クリニックでの受付はクリニックの「顔」と言われてますね。
顔には表情があるように、受付の表情は「接遇」で決まります。
表情は豊かな方がわかりやすいし、明るい方が人がよってきます。
あなたのクリニックの受付はどんな表情をしていますか?!
もし、患者さんからこんな声があったら、見直すチャンスです。
◇こわい。
◇笑顔でいて欲しい。
◇声を掛けづらい。
◇冷たさを感じる。
◇イラッとさせられる。
◇忙しいそうで、急かされている感じがする。
などなど、思っている以上に、患者さんは敏感に受付さんの様子を察知しています。
クリニックの顔である受付の表情を明るく、そして思わず接したくなるような受付にしてみませんか?!
そのような受付を目指せるように、クリニックでの受付はどうあるべきか書いてみました。
三浦 真弥
接遇5原則を復習
接遇には5つの原則があります。
表情・・・・・・・笑顔(パーフェクトスマイル)
身だしなみ・・・・清潔感
挨拶・・・・・・・先手必勝
言葉遣い・・・・・敬語
態度・・・・・・・好印象を与える動作
この5つが出来ていれば、問題はないわけです。
しかし、知識として知ってはいても、ちゃんと出来ているかは別ですね。
クリニックの受付で何が足りないか、まずはそこから知りましょう。
接遇5原則が出来ていれば好印象になります
接遇はなぜ必要かというと、「相手に好印象を与えるため」と「コミュニケーションを円滑にするため」になります。
では、印象はどう判断されるのか、まずそれを知りましょう。
印象は無意識に、瞬間的に判断されます。
人は会った時に「0.5秒で第一印象を決めている」という研究データがあります。
他にも「0.3秒」というデータもあるようです。
この1秒もかからない時間で、第一印象は決められます。
では、この「0.5秒」で何を見ているのでしょうか?!
無意識に判断されているというのは「潜在意識で判断している」ということです。
潜在意識は私たちが思っているより、恐るべき能力を持っております。
その潜在意識は全てをしるのに「0.5秒」もあれば十分なのです。
0.5秒で、その人の容姿、清潔感、発しているもの全てを見ていると言っていいでしょう。
では、好印象を与えるにはどうしたらいいのか話しますね。
まず、表情は笑顔、服装や頭髪は清潔感があり、メイクもふさわしいものにします。
そして、普段からポジティブ発言をすることが大切です。
このようなものが総合的に重なって、印象を作ります。
私は、色々な意味で「接遇での笑顔は鎧と同じ」ということを教えています。
笑顔がないという状況は、鎧を付けていない丸腰状態ということです。
まず、笑顔は基本中の基本と覚えて下さい。
さらに、接遇でいう「笑顔」はパーフェクトスマイルになります。
パーフェクトスマイルには3つの条件があります。
・目が三日月の形になっている。
・スマイルライン(上の歯が8~10本見えている状態)が出来ている。
・表情筋が上がっている。
この3つの条件が揃うとパーフェクトスマイルになります。
業務中に、絶えずパーフェクトスマイルで人に接しているのなら、
・こわい。
・笑顔でいて欲しい。
・声をかけづらい。
などの悩みは消えるはずです。
見た目と声で印象は決まります
いくら言葉遣いに気を使っても、見た目と声のトーンやボリュームで印象は判断されます。
これは「メラビアンの法則」と言って、接遇では欠かせない法則からそうなります。
メラビアンの法則とは
メラビアンの法則から、話している内容はその人の、表情やジェスチャー、また声のトーンやボリュームで判断されると言えます。
実は接遇を行う上で、とても重要なのがメラビアンの法則から「見た目」と「声」になります。
同じことを言っても、好感度のある人と、なぜかそうでない人がいるのはそのためなのです。
受付は患者とクリニックをつなぐ架け橋
受付の一番大切な業務の一つが、患者さんとクリニックをつなぐという役目です。
受付の前には、患者さんがいます。
そして、その後ろには医師がいます。
患者さんと医師をつなぐ大事な役割が受付になります。
受付の力量で、医師の評価を上げることも下げることもできます。
そのぐらいの心づもりで受付は患者さんと接しましょう。
受付で気をつけたいことが3つあります。
1つは「身だしなみ」、つまり見た目です。
2つ目は「声」です。
3つ目は「表情」です。
1つ目の身だしなみは、なんと言っても清潔感です。
2つ目の「声」に関してですが、声はいつもより高めのトーンを意識し、滑舌よく、はっきりとお腹から声を出すようにします。
大きい声というよりも、芯のあるしっかりとした声を出しましょう。
3つ目の表情は基本的には「笑顔(パーフェクトスマイル)」になります。
この3が出来ると、とても好印象になります。
そして、電話対応の時は、「声」と「笑顔」これが大切です。
高いトーンで話そうと思うと、口角があがります。
つまり、笑顔になるということです。
人は、高いトーンで話しをすると、「いい話しをしている」と認識します。
まとめ
今回、こちらの記事では、接遇をちょっと違った角度で話しています。
敬語はこうとか、クレーム対応はこうするという内容ではなく、いかに好印象を相手に与えるかということに重点を置きました。
接遇と向き合った時に、印象は第一に大切なことです。
なので、このような内容になりました。
敬語のことや、電話対応、笑顔の作り方やトレーニング法なども記事にしておます。
是非、そちらも参考にしていただければと思います。
◇電話対応マナー【病院での患者さんの応対からクレーム対策】まで
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