【接遇のスキルアップ】プロ目線で見たトレーニング方法とポイント

こんにちは、好印象&チアーアップアドバイザーの三浦真弥です。
「接遇は技術」と言ってもいいぐらい、様々な知識や経験が必要です。
接遇はまるで、料理人を目指す「職人」のように、切磋琢磨と研鑽の中から磨かれる過程と似ています。
そのような接遇を「スキルアップさせたい」そう思った時に、どうすればいいのでしょうか?!
プロの目線から、接遇のスキルアップを、より効果的に、そして効率よく身に付ける為にはどうしたらいいのか、話したいと思います。
三浦 真弥
接遇をスキルアップする為には2つの側面から考える
接遇は主に、ハード面(見た目)とソフト面(精神面)から成り立ちます。
ハード面である「見た目」は、即改善できます。
主に、「身だしなみと表情」になります。
見た目を改善するだけで、劇的に変わるということは結構あります。
それだけ、「好印象を持たれる身だしなみ」や「笑顔」というものの改善の余地があるということです。
ソフト面(精神面)は、即効性はないものの、接遇を身に付けていく上でとても重要なものです。
精神面とは、具体的には道徳心になります。
道徳心の底上げができたのなら、接遇はどんどんよくなり、成長のスピードも早くなります。
そして、持続性があるので、身に付けてしまうと「一生もの」です。
このハード面とソフト面を、両輪のようにスキルアップすることが重要です。
接遇のハード面とソフト面で何を習得すればいいのか?!
ハードとソフトということを話しました。
では、具体的には、どのようなことを習得していけばいいのでしょうか?!
ハード面は、次の2つが重要です。
1、身だしなみ
2、表情(笑顔)
1、身だしなみについて
「身だしなみ」は清潔感が第一です。
接遇では、まず何よりも清潔感を与えられなければ、その時点で相手を幻滅させます。
頭髪や、服装、メイクなどその場にふさわしいものにします。
そして、匂いや強い香りも気を付けて下さい。
どんなに、敬語が上手くても、どんなに接客態度が良くても、匂いがあるとそれだけで不快感を与えてしまいます。
2、表情(笑顔)について
接遇での笑顔は、パーフェクトスマイルになります。
パーフェクトスマイルには3つの条件があります。
1、目が三日月型になっている。
2、表情筋が上がっている。
3、スマイルラインが出ている(スマイルラインとは上の歯が8~10本出ている状態です)。
この3つの条件をクリアした笑顔が作れるようにします。
ハード面では、主にこの2つの「身だしなみ」と「笑顔」を身に付けることから始めます
習得する為のトレーニング方法とは
「身だしなみ」については、日々お客様や患者さんの前に出る前に、鏡でチェックしたり、人に見てもらったりするクセを付けます。
女性の場合は「メイク」などもとても大切です。
好印象に見られるメイクの仕方もあるので、よかったら私に問い合わせてみて下さい。
お一人様、1回ですが、1時間の無料相談をいたしております。
直接、アドバイスをいたしますので、ご活用下さい。
笑顔(パーフェクトスマイル)のトレーニング方法は、詳しく記事にしています。
そちらを是非、参考にして下さい。
▷▶︎▷接客で必要な笑顔のトレーニング法【筋肉の図解で説明】
パーフェクトスマイルをマスターする為には、トレーニングは必須です。
「笑顔」と言っても、自分では「笑顔」を作って頑張っているけど、「もっと、笑顔を出して」などとアドバイスを受けたことはないでしょうか?
自分なりの笑顔をしていても、相手は笑顔と認識していない場合があります。
でも、パーフェクトスマイルは誰の目から見ても「笑顔」と認識されます。
このように「笑顔」は、気持ちは笑顔を作っていても、実際に笑顔を作るのは「筋肉」になります。
なので、笑顔を作る為の筋肉が、しっかり鍛えられていないと、パーフェクトスマイルを作ることは難しいのです。
笑顔はトレーニングによって、驚くほど改善され「いいもの」になります。
パーフェクトスマイルを作れるようになるだけでも、印象力はぐっと上がるので、取り組まないと損です。
もし良かったら、パーフェクトスマイルを作れるようになるトレーニングも、ございますので私にお任せ下さい。
身に付ければ、一生ものです。
自己投資を惜しまずに、是非スキルアップしてみて下さい。
▷▶︎▷スマイルトレーニングⓂ︎(重太みゆき公認)東京千葉を中心に活動中
ソフト面(精神面)を育てるには?!
ソフト面を育てるには、時間を要します。
学習→実践→学習
このような、サイクルで段々と向上していくからです。
接遇に関して、知識として得ても、使える知識になるには実践と経験が必要です。
知識はやがて、智恵に変わります。
新人と先輩の違いは「どれだけ知恵を持っているか」という知恵の量の差があります。
沢山の経験の中で、「この考えは改めた方がいい」とか「こういう時は、こう判断するのか」ということを学んでいく必要があります。
知恵を豊富に身に付ける為に、まずは知識を得て、実践の中で知恵を得ていくということです。
そして、接遇の土台は「道徳心」になります。
接遇の道徳心は、私は次の2つが大切だと考えています。
1、三方よし
2、名こそおしけれ
「三方よし」とは、三大商人の一つ、近江商人の精神になります。
「自分よし、相手よし、周りよしの3つが良しであること」ということです。
「自分よし」とは、ビジネスであれば利益がなくてはビジネスではないですね。
なので、利益が自分よしということです。
「相手よし」とは商品を買ったり、サービスを受けた相手も満足のいくものにするということです。
そして、「周りよし」とは、周りの評判になります。
今では、ネットレビューなどがありますが、まさしく「周りよし」にする仕組みになります。
「名こそおしけれ」とは、鎌倉時代の坂東武士の精神になります。
「自分の名にかけて恥じない行動をとる」ということです。
日本は特に、名を重んじる文化が存在します。
この、2つの精神を元に道徳心を育てれば、高い道徳心が育ちます。
接遇のスキルアップを的確にする為に必要なこととは
接遇のスキルアップに必要なことを実践していけば、早く習得することができます。
「接遇のスキルアップに必要なこと」とは、反対に言えば、「何が足りないのか?!」ということが判ればいいわけですね。
私は、接遇を教えるプロには、この「何が足りないかを見抜く力」がとても必要だと感じています。
例えば、パソコンが壊れたとしたら、修理のプロは、どこが壊れたか判るから直せますね。
接遇にしても、どこを改善すればいいのか見極めることができなければ、闇雲に色々なことをやってしまいがちです。
これは、情報に翻弄されてしまう元になります。
なので、まずは接遇で自分が今、何が一番足りないのか、改善すべきなのか観察し、接遇のスキルアップに必要なことを取り組んで下さい。
まとめ
接遇のスキルアップは、生産性を上げる為にもとてもいいことですね。
接遇の基礎である「笑顔」や「身だしなみ」と言ったものは、すぐに改善出来ることです。
何か一つを徹底的に良くしてみると、他のことも枝流が本流に合流するように良くなっていくものです。
また、プロに依頼するということもとても有効です。
プロに依頼するメリットは、時間と労力を節約出来るということです。
是非、ご一考下さればと思います。
ご質問や、聞いてみたいことがございましたら、気軽にコンタクトよりご連絡下さい。