「話の内容は残っていない」ならば「好印象を与える話し方」で勝負!
こんにちは、好印象&チアーアップアドバイザーのまやっぴーこと三浦真弥です。
突然ですが「自分が話したことって伝わっている」と思いますか?!
実は人の話ってほぼ伝わっていないとしたらどうでしょう。
人の話の伝わり方を記事に書いてみました。
セミナー講師の方やプレゼンターの方必見です!
まやっぴー
「相手は話の内容は残っていない」ならば「好印象を与える話し方」で勝負しよう!
「好印象を残す話し方」で何を得たいのか?!
ここでは話し方というよりも「好印象を残すために」ということに主眼を置いて伝えますね。
なぜならば「好印象を与える話し方」とは最終的に「好印象を残したい」と思っているからです。
しかし、そのように話せるようになるにはどうしたらよいか、なかなかわからないものなんです。
話は聞いていないが印象はバッチリ残っている。
「話は聞いていない」とはどういうことなのか?!
その時に相手が「そうだ、そうだ」と納得して話を聞いていても
実際伝わったか確認してみると「分かっていない」ということが分かります。
結婚式のスピーチやゼミや授業などはその典型的なことといえます。
なので授業などは予習復習が大切になるのはそういうことです。
結婚式のスピーチでも漠然と「全体的に良かった」とか「インパクトのあるフレーズ」や
笑いが起きたところなどは断片的に記憶に残っています。
しかしほとんど説明できないのはなぜでしょうか?
それは
・そもそもスピーチに興味はなく「聞いていない」
・やたら話が長い。
・ボソボソと何を言っているのかがわからない。
・滑舌が悪い。
・声が小さい。
・抑揚がない。
・つまらない。
などの理由が挙げられます。
ここでいう話しが伝わるということは「話した相手が誰かに同じように説明できる」
このような状態になれたら「伝わった」と定義します。
なのでセミナー講師さんなど誰かの前で何かを伝えるような立場の方々は
このことはしっかり押さえておいて欲しいところです。
しかし印象というものはバッチリその方に残ります。
「また話したいな」とか「なんか歯切れが悪かった」とか
「面白かった」とか何かしら感じた印象は残っているはずです。
相手に好印象を与えるのに大切な5つのこと
1、見た目2、間
3、表情
4、目線
5、声のトーン
1、見た目について
「できそう!」とか「なんかかっこいい」とか「きれい」
と思わせられたら勝負ありで掴みはOKです。
この「見た目」の磨き方はご自身がどれだけ「自分」と向き合っているか?
これがなんといっても大切です。
私はよく「結婚していて3人の子供がいてバリバリの主婦」だということを伝えると
ほぼ「えーっ見えな~っい」と言っていただけます。
では一般的に言う主婦と私では決定的に違うことがあります。
それがこの違いに出るといっても過言ではありません。
その違いは「自分と向き合っている」かどうかです。
私は外に出る時は必ず化粧をします。(私が人と会う時は必ず化粧をする理由を参照)
そして服装も「時所位」にあったものを身につけアクセサリーなども積極的に付けます。
多くの方は結婚もして3人も子供がいて家事をこなしていると
自分を構うことはできなくなります。
そうなるといわゆる「主婦」っぽくなるわけですね。
この自分を放ってしまうことは「主婦」だけではなくほぼ多くの方に当てはまります。
この機会に「自分にどれだけ向き合っているか」見直してみてもいいかもしれません。
そうすると「髪型」「服装」「靴」「普段身につけているもの」など
日常当たり前にやっていることで改善できることがたくさん出てくると思います。この細部(ディテール)のこだわりが洗練されたものを生み出します。
2、間について
話し方をトレーニングする時に大多数の方が持っているクセがあります。
自分のクセはなかなか気づけません。ご自身のスピーチやセミナー講師であればセミナーを録画して確認することをお勧めします。
特に多いクセが次に発する言葉を探す時に「えーっ」とか「そのー」とか
「それでー」とか「えっとー」とか「あれー」とか言ってしまうのが多いです。
これは何も言わずに「間」に変えた方が聞いている人は安心します。
逆にこのような「えー」とか間を持たせるために連発するととっても聞きにくくなります。
私が教えた方で3分間に20回以上このような言葉を使っていた方がおりました。
これは計算すると10秒に1回以上言っている計算になります。
話し方が上手な方はこの「間」がとてもよく取れております。
お笑い芸人さん達もこの「間」があるので笑も取れるわけです。
それぐらい「間」は大切です。
3、表情
表情で大切なのは口です。
口角を上げて「上の歯を見せながら話す」ということを意識するといいでしょう。
いわゆる「笑顔で話す」ということになります。
でも普通の人が「笑顔で話す」ということを意識するととっても不自然になる場合があります。
なので「口角を上げて話す」もしくは「上の歯を見せながら話す」ということを意識してみてください。
「笑顔で話す」ということを意識して話すよりもずっと自然な笑顔ができます。
なぜ「口角を上げて話す」のかというと3つ理由があります。
1、声のトーンが上がる
2、ミラーニューロン効果が得られる。
3、いい話をしていると思ってくれる。
ということです。
1、声のトーンが上がるについて
実際にやってみると分かりますが
普通に話している声よりもワントーン上がると思います。
声が高くなるということはエネルギーが高いということも言えます。
人はエネルギー量が高ものが基本的に好きです。
煌々と光るライトやパワフルに動くエンジン
グイグイ進む新幹線などパワフルなものが好きです。
声のトーンを上げるとパワーが宿ります。
そして人を惹きつける魅力になるわけです。
2、ミラーニューロン効果が得られるとは
(ミラーニューロンに関しては「ミラーニューロンとは」の記事を参照して下さい)
口角を上げる=笑顔で話すということは相手も同じ気持ちになりやすいということが言えます。
映画を見た後にあまりにも感化されると劇場を出た後に主人公になったような気分になったりしませんか?
シンデレラのような気持ちになってみたり、
男子であればブルースリー(例えが古い)になった気分になったりするものです。
このように見たものの影響を相手は受けます。
笑顔で話せば相手にも何か楽しい気持ちにさせたり幸せな感じさせたりします。
3、いい話しをしていると思ってくれるとは
口角を上げて上の歯を見せながら話していると
極端に言えば
相手が何を話しているかわからなくても
何かいい話しをしているな~っと感じてくれます。
例えば遠くのテレビで音が聞こえなくても
上の歯を出して笑顔で話している映像を見ただけで
何かいい話しをしているんだろうな・・・と感じます。
これはオバマ前大統領が出馬した時にこのようなことが起こったと言われております。
オバマ前大統領が各州を回って演説を行っております。
その時にテレビでも放映されるわけですが町やレストラン、売店などでも
その映像が流れたわけです。
国民は音はあまり聞こえなくてもオバマ前大統領のパーフェクトスマイルから
とってもいい話しをしているんだろなという好印象を受けていたこといえます。
4、目線について
目線は大勢の前で話す時はよく言われるのが数字の8の字を描くように
全体を見渡す感じで目線を動かすといいと言われております。
ここまで意識的にできるようになると話し手としてはそうとう完成度が高いといえます。
ついつい反応のいい方や気になる人に目線が言ってしまいます。
特に大勢の前で話す時は全体を見るように心がけましょう。
セミナーが終わってから「若い子ばっかり見てたでしょ」なんて言われかねません。
また相手が一人の場合はよく「目を見て話す」ということを言われますが
あまりジーッと目を見ているとちょっときつい感じを与えてしまいます。
なので相手の鼻や顔全体を見るような感じでたまにしっかり「目」を見るようにするといいでしょう。
目についてもう一つ加えるとこれは上級者的なことになりますが
それはマバタキの数です。
プロの方はこのマバタキの回数も意識的にコントロールしております。
マバタキの回数が多いと嘘くさくみえます。
少ないと威圧的に感じます。
なので多すぎず、少なすぎずといったところでしょうか。
5、声のトーンとは
これについては「表情」の説明内で説明しているのでそちらを参照して下さい。
あえて5つ目に声のトーンを入れたかといいますとそれだけ重要だということです。
補足として付け加えると
特に電話などでは「声のトーン」が命です。
よく電話でも「笑顔で話す」ということを言われますが
笑顔で話すと自然と声のトーンはあがります。
また声のトーンをあげようとすると笑顔になるわけです。
このような点からも電話の時も笑顔で話すということは納得いくわけですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか「好印象を与える話し方」を
印象力にフォーカスして書いてみました。ここでまとめたいと思います。
・相手は話をその時はなるほどと思って聞いているが話しが終わると忘れている。
・話が終わった後は印象だけが残る。
・話し方で大切なこと5つ
1、見た目
2、間
3、表情
4、目線
5、声のトーン
これらを意識することで「好印象を与える話し方」にグッと近づけるはずです!
よかったら次の記事も読んでみて下さい。
より理解が深まると思います。