好印象な話し方に話術は必要ない?!必要な3つとは

 

好印象な話し方についてこの記事を読んで分かること

 

 

好印象になるための話し方【ポイント3つ】

メラビアンの法則を元にポイントをしぼると3つになります。

メラビアンの法則とは感情を伴う話しの伝わり方の法則になります。

具体的には次のようになります。

 

メラビアンの法則

となります。

メラビアンの法則から言いますと、話しの内容よりも視覚、聴覚から入ってくるもので判断されているということです。

しかもそれが9割以上占めているということに注目して欲しいです。

これらを踏まえて好印象になるための話し方をお伝えしていきますね。

 

 

話しのテクニック

話し自体は様々な方法がありますが基本的なこととして3つお伝えします。

 

 

 

1、ミラーリング

ミラーリングとは相手に同調していく方法です。

これは好感を持った相手と話していると自然とやっていることになります。

例えば

「あそこのスイーツ美味しいよね」といって来たら「そう、美味しいよね」と語尾を真似るわけです。

 

語尾をそのまま真似ることから、鏡つまりミラーに映ったように返すので、ミラーリングと言われています。

 

この返しを「あそこのスイーツ美味しいよね」に対して「あのスイーツは甘すぎず私の口に合います」という返しはミラーリングではなくなります。

 

特に悩みごとを聞く時などはこのミラーリングはとても有効的に働きます。

そして悩み事を聞く時は答えが出た時にはミラーリングせずにそこで締めます。

 

どういうことかというと例えば、

 

 

というように相手が結論を出した時にはクロージングします。

 

人は同調してもらうと「自分だけじゃないんだ」という思いになり安心します。

このミラーリングはとても有効なのでぜひ使ってみてください。

 

2、共通点を見つける

話題は共通したものに対してとても盛り上がります。

なので会話の中で共通点を見つけたらそこから膨らましましょう。

 

共通点は次のようなものがあます。

 

 

このようなものから共通点があると話しが盛り上がりやすいです。

 

3、「たちつてと」会話

たちつてと会話とはどういうことかというと次のようになります。

 

 

これらも共通的に話せるものなので会話がしやすいので使ってみてください。

 

 

タブーな会話3つ

昔から言われていますが「政治と宗教」の話しは避けると言われております。

これらは特に初対面の人などとは避けましょう。

 

政治は国会中継などを見ても分かるように、ケンケンガクガクになっているように一般的にもそうなりがちです。

 

宗教に至っては今までの歴史の中で戦争すらしている根深いものがあります。

やはり避けるのが感銘です。

それともう一つがプロ野球などのスポーツの話題です。

これはその時によるのですが、今では熱狂的なファンもいるので場合によっては避けた方がよさそうです。

 

会話は【聴覚と視覚】が最も重要

好印象の話か方の本質は実は話す内容や話術も重要です。

しかしさらに重要なのは聴覚と視覚になります。

つまり「見た目」と「声のトーンとボリューム」です。

 

見た目

視覚の何から情報が入ってくるかというと「表情」と「ジェスチャー」になります。

表情は「笑顔で話す」というのが基本になります。

 

ジェスチャーは「身振り手振り」というように話しの内容に合わせたボディランゲージです。

一つずつ説明しますね。

 

笑顔

笑顔で話すと主に2つの効果があります。

ひとつはミラーニューロン効果と言う効果があります。

 

簡単に言うと「笑顔で話されると相手も何だか幸せ気持ちになる」ということです。

 

自分の表情がまるで鏡に映し出されるように相手にも伝わるということですね。

つまらなそうに話せば、相手もつまらないという気持ちになります。

 

このミラーニューロン効果を最大限に生かすには「笑顔で話す」というのが一番です。

 

それともうひとつの効果は笑顔で話すということは口角を上げて話すということになまります。

口角を上げて話すと自ずと声のトーンが上がります。

この声のトーンに関しては次に詳しく書くのでそちらを参考にして下さい。

 

 

ジェスチャー

海外の方と話されたことがあると思いますが、言葉が通じないと身振り手振りで伝えようとしますね。

 

話す言葉とともにジェスチャーを入れると、より言葉の意味が強く伝わります。

 

例えば「私とてもやる気がてました!」と言うのと同時に握り拳を顔の横辺りに持ってくるとよりやる気が伝わります。

 

ちなみに手が心臓よりも高い位置でのジェスチャーは自信があるように見えます。

心臓よりも下の辺りでコチョコチョやっているとスッキリしない感じになります。

 

表情豊かに相手の話しに対してジェスチャーをつけながら反応すれば、とても好印象になります。

 

何か嬉しいことを言われたら「嬉しい!」という表現をジェスチャーで表現すればいいわけです。

 

声のトーンとボリューム

聴覚からどのような情報が入ってくるのでしょうか?!

聴覚からは声のボリュームとトーンによって判断されます。

声のトーンは高いと「何かいいことを話している」と無意識に感じます。

 

声のボリュームからは「パワー・エネルギー」を感じます。

 

ではなぜ声のトーンが高いと「いいことを話している」と感じるのでしょうか?!

人は内緒話しやあまり周りに聞かれたくない話しなどはどんな風に話しますか?!

そうなんです、ひそひそ話しになるわけです。

しかも低めのトーンで話しますね。

無意識に人はそのような調整をしているわけです。

 

でもいいことがあると人は自ずと声が上ずります。

大好きなスターが目の前に現れたとしたらどうでしょうか?!

「きゃー」と高い歓声を上げるはずです。

 

このように無意識のうちに人は、いいことがあると高いトーンで話しています。

これを応用して普段の会話でも高いトーンで話すと人は無意識に好感を抱きます。

 

そして声のボリュームからはエネルギーを感じると書きました。

エネルギーはたくさんもらうと嬉しいと思いませんか?!

お腹から出ているボリュームのある声から人はエネルギーを受け取ります。

なのでパワフルな方がいいわけです。

がなったりする必要はありません。

お腹からしっかりとした声を出すということが大切になります。

 

 

好印象な話し方は普段が大切です。

好印象な話し方はその場面になった時に切り替えられるものではありません。

やはり普段が大切になります。

普段から人に対して好感を抱くような発言、言動を心がけてこそここぞの時に発揮されます。

ここぞの時が来た時だけ切り替えられるような達人はなかなかいないでしょう。

 

なので普段から人が喜ぶような発言や言動を心がけることが大切です。

そして笑顔とボディランゲージを身に付ければもう好印象にならないわけがないのです。

 

笑顔のトレーニングや声の出し方やそのトレーニング方法も記事にしてあるのでぜひご一読下さい。

 

 

 

まとめ

好印象な話し方に重要なことは3つ。

1つは「笑顔」という表情。

2つはジェスチャー。

3つ目は声のトーン。

この3つによって話す内容が好印象に伝わっていく。

話す内容よりもこの3つの印象がより強く伝わる。

話し家になるのなら話術を身に付ける必要があります。

しかし、普通の会話であれば話術よりも先に書きました3つを身につけよう。

そして普段の会話では相手が喜ぶことを考えた発言、言動を心がけよう。