【接遇でマスク着用】マスク美人になる絶対法則をマスターしよう!
こんにちは、好印象&チアーアップアドバイザーの三浦真弥です。
接遇が必要となる業種で、マスクについての考え方が色々あります。
基本的には、マスクが必要のない場合は着用は控えます。
でも、色々な事情によりどうしてもマスクを着用しなければならない場合があます。
また、病院などでは基本的にはマスク着用になりますね。
このように、マスク着用しての接遇はどのようにしたらいいのでしょうか?!
三浦 真弥
接遇でマスクがNGとされる理由
接遇でマスクがNGな理由は、簡単に言うと「印象が下がる」からです。
次の写真を見て下さい。
こちらの顔はどのような表情をしているか判りますか?!↑↑↑
答えは、こちらです。↓↓↓
はい、表情は「笑顔」なんですね。
向かって左の女性は、マスクをしていても「笑顔」だと判ったのではないでしょうか?!
右側の女性は、なんとなく笑顔かなという感じに見えたと思います。
顔が隠れれば隠れるほど、表情がわかりづらくなります。
サングラスをかけたり、マスクをすると表情が判らなくなります。
特に、笑顔は口が隠れると途端に判らなくなります。
これが、印象を落としてしまう原因です。
笑顔でも、「パーフェクトスマイル」を作れる方でしたら、問題ないです。
しかし、多くの方の「笑顔」は目が笑っていないのです。
接遇では、相当表情に自信のある方であればマスクをしても相手に好印象を与えることができます。
でも、ほとんどの方はマスクをしてしまうと「表情」が判りづらくなります。
接遇をなぜ行うのかというと、相手に「好印象を与える」というのが大きな目的です。
この視点からも、マスクがNGの理由になります。
接遇でマスクをした時に気を付けるポイント
接遇で大切なのは「好印象を与える」ということでしたね。
では、マスクをしていても相手に「好印象を与える」為にはどうしたらいいのでしょうか?!
ポイントは3つあります。
1、目と眉毛で表情を出す。
2、耳と眉毛は出す。
3、声を高めにする。
1、目と眉毛で表情を出すとは
最初の写真でも、紹介しましたが「目」がポイントになります。
さらに言えば、目と眉毛ですね。
目で表情を表現するって、あまり意識していないので慣れないかもしれません。
でも、ちょっとしたコツで出来るようになります。
2、耳と眉毛は出すとは
マスクをすると、顔の半分ぐらいは隠れてしまいます。
その他の顔のパーツは、なるべく出すようにします。
顔の見えない部分が多いほど「怪しい」印象になります。
よく、花粉症などでマスクをして、ゴーグルのようなメガネをかけている人がいますね。
このような方は、なんか怪しく見えないですか?!
さらには、悪い事をする時はなるべく顔を隠しますね。
顔を隠すというと、このような「怪しいイメージ」が定着しています。
なので、マスクをする時は「耳」と「眉毛」は出しましょう。
これだけでも、ぐっと印象はよくなります。
3、声は高めにするとは
声を高めにするというのは、声のトーンを上げるということです。
声にも表情があます。
高いトーンの声というのは、相手に好印象を与えます。
このことを利用して、高めのトーンで話しなどをするということです。
例えば、大好物のスイーツがサプライズで出てきたらどうなりますか?!
「わぁ~嬉しい⤴︎」と声のトーンは上がると思います。
反対に、何か嫌な人から「お茶入れてくれ」なんて頼まれたらどうでしょうか?
「はい⤵︎」と何となく嫌な返事をするものです。
このように、人は嬉しい時や、嫌な時に無意識に声のトーンで感情を表しています。
そして、相手もこの声のトーンで「嬉しそうだな」とか「嫌そうだな」ということを感じ取ります。
マスクをして、声のトーンも低いと相手にどのような印象を与えているか想像できると思います。
なので、マスクをしている時は意識的に声のトーンを上げてみて下さい。
接遇でマスクをしていても笑顔だと判ってもらえる笑顔とは
冒頭で「パーフェクトスマイル」を紹介しました。
接遇で笑顔と言ったら、パーフェクトスマイルのことを言います。
実際に、接遇の現場でパーフェクトスマイルが出来ると接遇では中級者になります。
接遇は、笑顔が大切と言われていますが、実際に出来ている方は少ないからです。
マスクをしていても、していなくてもパーフェクトスマイルは基本なので是非、マスターして欲しいところです。
パーフェクトスマイルには3つの条件があります。
1、目が三日月型になっている。
2、表情筋が上がっている。
3、スマイルラインが出ている(スマイルラインとは上の歯が8~10本出ている状態です)。
この条件を満たす為には、トレーニングが必要です。
パーフェクトスマイルに関しては、トレーニング方法など詳しく説明している記事があります。
是非、ご参考にして下さい。
▷▶︎▷接客で必要な笑顔のトレーニング法【筋肉の図解で説明】
接遇で、マスクを付けたまま話しをする時に気を付けること
マスクを付けている時に、話しをしなくてはならないことがあると思います。
その時に気を付けるべきポイントが3つあります。
1、声のボリュームを大きめにする。
2、ゆっくり話す。
3、滑舌良く話す。
1、声のボリュームを大きめにするとは
マスクをしていると、声が遮断されて聞き取りにくくなります。
特に、年配の方は話している声が聞き取りにくいことがあります。
このようなことに、配慮して普段よりも少し大きめの声で話す必要があります。
2、ゆっくり話すとは。
マスクで声が遮断されるので、大きめの声とともに、ゆっくり話した方が親切です。
この場合も、特に年配者の方などは、普通のスピードでも話しの内容を聞き取れない場合があります。
なので、少しゆっくりめに話すようにして下さい。
3、滑舌良く話す。
相手に、しっかり話しを伝えるには、マスクの中でもしっかり口を動かす必要があります。
相手に、はっきり聞き取れるように、マスクをしている時は意識して滑舌をよくして下さい。
その他にも注意して欲しいことがあります。
仮に、マスクを取って話す場合があると思います。
その時ですが、マスクを完全に顔から外した方が印象はいいです。
どういうことかというと、中途半端にマスクを片耳に掛けたままにしたり、マスクを顎の方に下げたりして話さないということです。
マスクを完全に外さずに話すということは、「また着けるから」という気持ちがあるからだと思います。
このような感覚は、見る人が見ると「横着だなぁ」とも見えてしまいます。
なので、マスクを外して、話す時は、完全にマスクを外して話した方が印象は良くなります。
【マスク着用でも好印象になれる方法】動画
こちらの動画も、ぜひ参考にしてみて下さい。
まとめ
接遇でどうしても、マスクを着ける時のポイントを話しました。
マスクをした時に3つのポイントとは、
1、目と眉毛で表情を出す。
2、耳と眉毛は出す。
3、声を高めにする。
でしたね。
この3つのポイントは、マスクをしていなくても意識するべき事です。
普段から、笑顔や声などを気を付けていれば、マスクをしたとしてもそのままでいいわけですね。
接遇の一つのポイントは、「相手に好印象を与える」ということです。
仮に風邪をひいたとして、マスクをしたとします。
この時に、体調も優れず、喉もイガイガになり、でもどうしても仕事をしなくてはならないという時に如何しますか?!
あるお坊さんが、風邪をひいた弟子に、こんなことを言ったエピソードがあります。
「身体が風邪をひいても、心までひく必要はない」と言ったのです。
風邪でも、仕事で接遇をしなくてはならない時もあると思います。
そんな時こそ、笑顔で元気に振る舞う必要があります。
マスクをしていても、好印象な表情が作れてこそ、その道のプロです。
よりよい接遇が出来ることを応援しています。
最後まで、お付合いいただきありがとうございます。
ご質問や、聞いてみたいことがありましたら、気軽にコンタクトよりご連絡下さい。