印象はズバリ脳に直撃で判断される!潜在意識を味方につけよう!
無意識の判断ってどういうこと?!
マルコム・グラッドウェル著「第1感「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」
という本があります。
人に会った時に「この人いい人」とか「なんか怪しい」とか瞬間に感じたりしませんか?!
私たちの特性の一つに瞬間で認知する能力が備わっている。
というテーマに挑んだのが「第1感「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」という本です。
信頼できそうとか魅力的な人だなということを瞬時に判断しているようです。
これを「瞬間的認知」と呼んでおります。この「瞬間的認知」は誰にでも備わっております。
よく「無意識に判断している」と表現されます。
ちょっと考えてみて下さい「無意識で判断?!」ってどうやって判断してるんだろう・・・
そう思いませんか?!
この無意識の領域は「潜在意識」のレベルで判断しているとも言えます。
潜在意識は実に健在意識の55万倍もの処理能力がある!
潜在意識(無意識)を米国催眠療法協会会長でもあるタッド・ジェームズ氏によれば
「潜在意識(無意識)とは、あなたの意識の一部。しかし、今は!意識していない意識」
このように定義しております。
潜在意識(無意識)のレベルって実は凄いことなんです。
何が凄いかという「潜在意識」は半端ない存在です。
自分自信の人生そのものをコントロールし潜在意識通りに生きていると言っても過言ではありません。
潜在意識とはどのぐらい影響をしているのでしょうか?!
その処理能力をbitで例えるとこのようになります。
健在意識が1秒間に処理できる情報量は約20bit前後と言われております。
それにくらべて潜在意識は1秒間に約1100万bitとも言われているんです。
これは健在意識の55万倍!にもなります。
比率にすると4:96で到底潜在意識に対して健在意識で太刀打ち出来るものではないんですね!
心理学的も分かっていることがあります。
それは例えば「ダイエットしたい」と思っていても「ダイエットできない」
という矛盾が起きます。
これは健在意識でいくら「ダイエットしたい」と思っても潜在意識が「ダイエットしたくない」
と思っているからだと言われております。
「好き・嫌い」は無意識に判断されます!
美味しいものを食べた時に考えて判断する人はいないと思います。
大好きなスィーツを食べて
「あっこれは私の好きなイチゴのババロアだから美味しいと思おう!」なんて思わないですよね?!
口に入れた瞬間に「美味しい!幸せ!」と感じるはずです。臭いも脳に直撃されるものなので嫌な臭いを嗅ぐと「くさっ!」となりますね。
この「快・不快」とか「好き・嫌い」という判断は理論的に思うものではなく無意識に理屈抜きで判断されるということです。
印象もその人に会った時に「好き・嫌い」「いい人そう」こう言った感覚で捉えるものの一つです。
これをメディアトレーナーなどは徹底的に利用してスターをさらにスターに仕立て上げるわけです。
印象力を上げる3のポイント
・好印象を与えるには
「笑顔」しかも「パーフェクトスマイル」これによって好印象を与えることができます。
笑顔でも営業スマイルや作り笑などは逆効果になってしまう場合もあります。
上の歯を見せて表情筋をあげて目尻を下げる。これが「パーフェクトスマイル」の基本です。
・信頼感を与えるには
感情がわかりやすい。色をうまく使う。これによって信頼感を出すことが出来ます。
感情がわかりやすいというのはポーカーフェイスではなく表情を豊かにするということです。
色に関しては紺色などは信頼の色と言われております。
スーツに紺が多いのはそのせいかもしれませんね。
有名なのはオバマ大統領が演説の時に紺のスーツに赤いネクタイ姿が印象的です。
紺のスーツは信頼感を与え、赤いネクタイは情熱を与えます。
これもしっかりと戦略的にやっていることが分かります。
・清潔感を与えるには
頭髪と着こなしに気をつけよう。
頭髪はキリッとまとめるなどボサボサのままにしないということです。
着こなしは閉めるボタンをちゃんと閉めるとかネクタイが曲がっていないか
というような細かい所まで気を使うことが大切です。
これらのことを気をつけることによって気持ちも引き締まります。
「瞬間的認知」の「2秒」に備えて実践してみてはいかがでしょうか!
まとめ
・印象は潜在意識(無意識)で判断している。
・潜在意識は健在意識の55万倍もの処理能力を持っている。
・「好き・嫌い」などの感情は無意識で判断されている。
・印象力を戦略的にあげよう。